筋肉と瞼のつながりが弱いタイプ(腱膜性眼瞼下垂)の治療法

腱膜性眼瞼下垂_解剖図と模式図

 眼瞼下垂症治療の世界的権威である信州大学形成外科松尾教授が考案された『腱膜固定術』が世に知られるようになり、眼瞼下垂という疾患をよく耳にするようになりました。『腱膜固定術』は「信州大学式」や「松尾法」とも呼ばれております。当院院長も以前勤務していた大学病院が本術式を主に取り入れていたため、松尾式眼瞼下垂症手術を忠実に再現した手術を多数経験して参りました。

 第3章で説明した通り、腱膜性眼瞼下垂は眼瞼挙筋の動きは悪くないにも関わらず、挙筋腱膜と瞼板が外れてしまったり、伸びてしまっていることで眼瞼(まぶた)が開きにくくなってしまった状態です。

腱膜固定術(松尾法、信州大学式)

腱膜性眼瞼下垂の術式

 『腱膜固定』とは眼瞼挙筋の働きをしっかりと瞼板に伝えることができるように外れたり、緩んでしまった腱膜を瞼板に再固定する方法です。「松尾法」は筋肉をいじることなく筋肉の働きを生理的な状態に戻します。このため筋肉の短縮などが必要となる他の手術に比べて遥かに手術時間も短く、圧倒的に腫れも少なく手術を終えることができます。

 手術により、外れた腱膜が本来つくべき瞼板に縫い止められると開眼時には眼瞼挙筋の働きで簡単に目が開くようになります。ミュラー筋が伸ばされることはないため、ミュラー筋を刺激する交感神経も働く必要はなく、全身がリラックスした状態となります。これにより頭痛肩凝り自律神経失調症などの症状は改善されます。

 手術後患者様は様々な症状から解放され、バランスの整った生活ができるようになっているように思います。見た目も若返る手術ではありますが、生活の内容自体も若返る究極のアンチエイジング手術の様に思います。

 第6章は皮膚にたるみがあるタイプ(老人性眼瞼下垂)の治療法を考えてみましょう。

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