眼瞼下垂症治療【保険適用】
眼瞼下垂症とは!?
「

まぶたには
保険適用について
健康保険として診療を行っている形成外科の分野において「眼瞼下垂症」などの疾患治療は病的と診断される場合は「健康保険適用による診療」を行なっております。健康保険の一部負担割合(自己負担)は患者様の年齢や収入などによって異なり、負担割合は1割から3割となります。
院長吉川 嘉一郎は「保険適用」でも美容外科医としての経験を最大限活かし、美に拘り治療にあたっています。
眼瞼下垂症の見た目の特徴
- おでこのシワが気になる
- 二重が広くなってくる
- 三重、四重になってくることもある
- 眉毛が高い位置に上がる
- 眉毛が高さが左右違う
- 眠たそうにみられる
- 目の上が凹む
- 目の下が膨らむ(クマ)
- 瞳の露出程度は正常なこともある

当院の特徴
- 眼瞼下垂症手術を年間400症例程度こなしているのでご安心頂けます。
- 眼瞼下垂症の有無、重症度などを正確に診断しお伝えする様努めております。
- 眼瞼下垂症の代償期(目が正常に開いている様に見える時期)の診療も得意としております。
- 自然に見える二重となるように見た目も考慮して手術を行なっております。
- 先天性眼瞼下垂症の患者様に対しては 筋膜移植 手術も積極的に行なっております。
- 眼瞼下垂症でない場合もご希望があれば自由診療として美容外科手術をお受け頂くことも可能です。
- 髪の毛ほどの細い糸で美容的に丁寧に縫合。 傷痕 が目立ちません。
- 『眼瞼下垂症』と診断の上、手術を受けられた方は御加入の生命保険会社の医療保険より給付を受けられる場合があります
眼瞼下垂症の主な症状
眼球の前面をおおっている瞼の「下垂」が主な症状になりますが、具体的には「目が重い」「目を開けているのが疲れる」「目を閉じている方が楽」「おでこのシワが気になる」「肩や首が凝る」「頭痛」「体がだるい」「何が悪いのか分らない」周りからも「眠たそうだね!」「疲れてる?」「老けた?」などとよく言われるようになってきた。「夕方になると文字を読むのが辛くなる」など多種多様です。
【「目が重い・目を開けているのが疲れる・目を閉じている方が楽】
眼精疲労 など目の疾患 だと思い眼科を受診される患者様も多いようですが、診察の結果目には特に異常がないと診断され、何が悪いのか分らず途方に暮れてしまうそうです。- 眼瞼下垂症の主な症状【a.目が疲れる】
【おでこのシワが気になる】
- おでこの筋肉で眉毛を上げることで目の重たい感じを無意識に補助をします。眉毛を持ち上げることで「おでこに太いシワ」が入ります。眼瞼下垂症の人は目を開くために眉毛を持ち上げて目を開いています。
- 眼瞼下垂症の主な症状【b.おでこの太いシワ】
【頭痛・偏頭痛】
- 目の開きを補助するため、自律神経に支配される筋肉が頑張って動いてしまいます。結果として交感神経を常に刺激され、脳も興奮してしまい「イライラ」や「頭痛」が起こります。
- 眼瞼下垂症の主な症状【c.頭痛】
【肩が凝る・首が凝る】
交感神経 (自律神経)に支配される筋肉の補助を受けながら目を開きます。交感神経 の過緊張 は首や肩の筋肉をも緊張させます。これは凝りの原因となります。また、視野が狭くなっている為、眼瞼下垂症の人は前を見る時に顎を前に突き出し、頭を後ろに傾けて前をみることが多く、この姿勢維持のために首と肩の筋肉を常に緊張させることとなり、負担がかかり肩や首の凝りが出ると考えられています。- 眼瞼下垂症の主な症状【d.肩こり、首こり】
【体がだるい・何が悪いのか不明】
- 交感神経が緊張し続け、凝りの原因になるだけでは無く、自律神経失調症をみとめることがあります。自律神経失調症とは、特に原因が思い当たらない様々な症状が現れます。 慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、冷え性、不安、うつなど症状は様々です。
- 眼瞼下垂症の主な症状【e.自律神経失調症】
【歯ぎしり!・食いしばり?】
- 眼瞼下垂症の人は目を開けるのが大変なので、歯をくいしばります。一生懸命目を開こうとして
咬筋 と側頭筋 に持続的に力を入れ続けることで歯ぎしりや食いしばりに繋がると考えられています。 - 眼瞼下垂症の主な症状【f.歯ぎしり・食いしばり】
【眠たそうだね!・疲れてる】
- 一生懸命目を開こうとして
眼瞼挙筋 に持続的に力を入れ続けた結果、筋肉疲労が目の疲れとして感じ取られると考えられます。 - 眼瞼下垂症の主な症状【g.眠そうに見える】
【老けた】
- 高齢者の特徴的として眉毛から眼瞼の間隔が広く、おでこにシワが入るという点からも老けて見えるようになります。
- 眼瞼下垂症の主な症状【h.老けて見える】
【夕方になると文字を読むのが辛い】
眼瞼下垂症 の患者様はおでこの筋肉を使って眼瞼を持ち上げています。おでこの筋肉が夕方になると使いすぎで疲れてしまい、おでこごと眼瞼が下がってしまい文字を読むのが辛くなります。- 眼瞼下垂症の主な症状【i.夕方は目を開けているのが辛い】
【目の上(眉下)が凹む】
- 目の開きを確保するため、まぶたを上げる筋肉がまぶたの奥で頑張って縮みます。かなり頑張るため、まぶたの脂肪などを目の奥の方に引きずり込んでしまい凹んでしまいます。
【目の下が膨らむ・黒クマが目立つ】
- 目の上が膨らむのと同じ流れで目の上側の脂肪が下側に下がってしまい目の下が膨らみ黒クマが生じます。
- 眼瞼下垂症の主な症状【i.夕方は目を開けているのが辛い】
眼瞼下垂症の原因ついて
【筋肉の動きが悪いタイプ】
- 生まれつきや後天的に
瞼 を引き上げる筋肉などの組織の動きが弱かったりほとんどみとめない状態。先天性眼瞼下垂症がその代表。
【筋肉の動きは問題ないタイプ】
- 筋肉の動きはしっかりとしてはいるものの
腱膜 という瞼 を引き上げる筋肉などの組織が瞼板 (まぶたの板)から外れてしまう状態。腱膜性眼瞼下垂症 やハードコンタクト性眼瞼下垂症 がその代表。ハードコンタクトを長期使用することで固いガラスに瞼の組織が負け、目が開きづらくなります。
眼瞼下垂症の診断について
眼瞼下垂症の診断は特段難しいものではありません。しかし、残念ながら病院を複数回ると全く違う診断を受けることも珍しいことではありません。
- 挙筋能:下方視から上方視をするまで
上眼瞼縁 がどの程度挙上できるか。 - MRD:瞳孔中央から
上眼瞼縁 までの距離 - 上方視の可否など
- 自覚症状など
眼瞼下垂症の治療に関して
【保険適用手術】
腱膜前転法 を基本として行なっております。軽症の眼瞼下垂症であっても保険適用の手術をお受け頂くことが可能です。眼瞼下垂症 の治療は外科的な手術を行う以外ありません。手術に関しては下垂してしまった原因を突き止め、それらを治すことになります。まぶたを上げる機能に問題が生じているため、挙筋や腱膜 など開瞼機能を修復する必要があります。最近では「眉下切開」を希望される患者様が増えましたが、眉下切開手術では眼瞼下垂症が治癒することはありません。
先天性眼瞼下垂症の患者様は必要があれば筋膜移植手術 を行います。
【自由診療手術(Y’s法)】
- 術後の見た目の左右差や二重幅など拘りがある方のための当院独自の手術となります。10年以上の間、毎日眼瞼下垂症手術を行う中当院院長が突き詰めた手術法となります。眼瞼下垂症を美容的にも機能的にも徹底的に治したいという方にお勧めです。こちら(Y’s法)を参照してください。
【他院修正手術】
- 他院で眼瞼下垂症手術を受けたにも関わらず、まだ目が重たい、左右差が気になる、或いは目の形が変わってしまったなど結果に満足できていない方はこちら(眼瞼下垂症他院修正)を参照してください。
眼瞼下垂症の施術に関して
- 施術時間
- 90〜180分
- 施術後通院
- 1週間後に
抜糸 、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後の検診 - 麻酔法
- 局所麻酔(まぶただけに麻酔)
- ダウンタイム
- 大きな腫れは1〜2週間
- メイク
- 目の周りは抜糸翌日より可
- 洗顔
- キズを濡らさなければ当日より可
- 入浴
- 術後3日目まではシャワー浴、4日目以降は短時間の入浴であれば可
その他注意点
- 眼瞼下垂症手術後内出血が強く起こった場合、色素消失に2〜3週間必要となることがあります。
- 眼瞼下垂症手術後は腫れが強く起こるため、一時的に二重の幅が想像以上に大きくなります。腫れの軽減とともに自然な二重になります。
- 眼瞼下垂症手術により左右の開眼が完全に対称とはなりませんが、人の目で見る限り左右差がない程度に時間の経過とともに落ち着きます。
施術料金
手術給付金について
- 生命保険会社の医療保険に御加入されている方で、『眼瞼下垂症 』の診断の上、手術を受けられた場合は手術給付金が受けられることがあります。各自御加入の生命保険会社に御確認下さい。
施術料金
- 「税込」表記になっております。
保険診療に関して
- お支払いは現金のみとなります。
自由診療に関して
- 初診料3,300円(税込)、再診料1,650円(税込)を別途ご負担いただきます。
自由診療分のお支払いに関しては下記サービスがご利用できます。
- 電子マネー(iD,楽天Edy,WAON,nanaco,QUICKPay,交通系ICカード)をご利用いただけます。
- QRコード決済(auPAY,d払い,LINEPay,楽天Pay,Allipay)をご利用いただけます。
- 下記各種クレジットカード(1回払いのみ)をご利用いただけます。
保険適用について
- 医師の診察により、眼瞼下垂症(代償期※1を含む)と診断※2されていること
- 眼瞼下垂症として診断され、治療が必要と判断される状態であること
- 治療法や使用される医薬品が、厚生労働省に認可された保険診療の範囲内であること
- ※1:目の開き方は一見正常に見える眼瞼下垂症初期の段階を指します。
- ※2:眼瞼下垂症の診断において「軽度」「重度」といった程度の差は保険適用の判断には直接関係ありません。
保険適用外(自由診療)について
- 審美・美容目的で行う治療や手術
- 機能的な問題がないが、まぶたの形状や左右差など外見上の理由のみで行う治療
- 美容外科(自由診療)での手術後に行う修正手術など
眼瞼下垂症症例写真
30代:女性・両側腱膜性眼瞼下垂症

眼瞼下垂症例施術紹介
- 施術担当医
- 吉川 嘉一郎
患者様情報
- 年齢
- 30代
- 性別
- 女性
施術について
- 施術名
- 眼瞼下垂症手術(挙筋前転を伴う)
- 施術年
- 2024年
- 施術概要
-
- 上:施術前(before)
- 下:施術後(after)
- 施術費用
-
- 保険診療
- 両目約44,000円
副作用・リスク
- 副作用
- 腫れ・内出血:1〜2週間程度
- リスク
- 開瞼不足や過開眼
コメント
4年程前から右目の開きが悪くなったとのこと。左側は正常に見えますが、右側の手術だけでは反射性に左側の開瞼が弱くなったため、両側の手術を行いました。
60代:女性・両側ハードコンタクト性眼瞼下垂症

眼瞼下垂症例施術紹介
- 施術担当医
- 吉川 嘉一郎
患者様情報
- 年齢
- 60代
- 性別
- 女性
施術について
- 施術名
- 眼瞼下垂症手術(挙筋前転を伴う)
- 施術年
- 2022年
- 施術概要
-
- 上:施術前(before)
- 下:施術後(after)
- 施術費用
-
- 保険診療
- 両目約44,000円
副作用・リスク
- 副作用
- 腫れ・内出血:1〜2週間程度
- リスク
- 開瞼不足や過開眼、ドライアイ
コメント
ハードコンタクトを40年以上使用。ずっと目の開きが悪く、特に右側は頑張っても開くことができない状態になってしまいました。長年のハードコンタクト使用により
その他の眼瞼下垂症症連写真へのリンク
施術の流れ
- Step1:診察予約
- お電話、メールにてご予約ください
- Step2:診察
- 患者様のお悩みに合わせて治療方法や治療後の経過、ご料金についてお話をいたします。
- Step3:血液検査・予約
- 手術前の採血検査及び同意書へのご署名をお済ませの方より手術のご予約を承ります。
※上記をお済ませの方はお電話にてご予約も可能です。
- Step4:手術
- 予約日にご来院ください。術後の注意事項のご説明、医師との最終確認をした後に手術開始
- Step5:抜糸
- ご予約の抜糸日にご来院ください。
- Step6:経過診察
- 抜糸より1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月後に経過の診察へお越しください。
施術に関するQ&A
- 01. 手術後注意することはありますか?
- 2〜3日は出来るだけ安静にして、目の周りを可能な限りアイシング(氷で冷やす)することをお勧めします。腫れが強くなると腫れが消失するまで時間を要します。なるべく腫れないように初めの2、3日はゆっくり過ごして下さい。
- 02. 眉下切開で治療してもらえますか?
- 眉下切開では眼瞼下垂症は治りません。眼瞼下垂症は瞼を挙上する筋肉に問題がある病気です。眉下の皮膚を取り除くだけの眉下切開手術でできることはまぶたのたるみを切り取ることです。眼瞼下垂症を治したい場合は眼瞼の筋肉などを治す必要があります。
- 03. 眼瞼下垂症の保険適用について教えて頂けますか?
- この件については頻繁にお問い合わせいただきますが、保険適用かどうかは非常にシンプルです。”病気”として考えられるものが保険適用となります。目の開きが悪く、視野が狭くなってしまっている場合は確実に保険適用と思われます。瞳孔が100%見えていない場合がそうでしょう。
院長よりアドバイス
眼瞼下垂症 の原因は様々です。患者様によっても原因は異なりますが、左右の目で原因が異なる事も少なくありません。眼瞼下垂症 の原因をしっかりと見極め、最適な治療を施すことで改善をすることが出来ます。私は平成17年より形成外科学会認定専門医としてまぶたの治療に対して研鑽と実績を積んで参りました。二重形成術をはじめ、高度な技術を要する他院治療の修正術、生まれつきの眼瞼下垂症 手術などのまぶたの手術は年間400件ほど行っております。自分が眼瞼下垂症 かも知れないと不安な方は保険証持参の上、是非御来院下さい。他院で手術をしてはみたものの思う様な結果を得ることができなかった方も修正が可能かも知れません。まずはお気軽にご相談にいらして下さい。

ページ著者紹介
- 吉川 嘉一郎( よしかわ かいちろう)
- 形成外科医 / 四谷見附クリニック院長
- 形成外科学会認定専門医
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