第4章:眼瞼下垂症の自覚症状

眼瞼下垂症の症状

眼瞼下垂症になると色々な症状が現れます。ただ、難しいのが殆どの眼瞼下垂症は徐々に何年も掛けて進行していきます。症状も徐々に何年も掛けて進行していくのでなかなか気づかない患者様が多くいらっしゃいます。

また、徐々に症状が進行するため単純に「老化」と捉えてしまい眼瞼下垂症と関連があることに気がつかないこともしばしばあります。眼瞼下垂症に伴う症状は殆どが「老化」で説明ついてしまう感じもあるため難しいところです。

それらの症状をまとめてみます。

a.目が疲れる

眼瞼下垂症の人は視野が狭いため、一生懸命目を開こうとして眼瞼挙筋に持続的に力を入れます。 朝からずっと重い荷物を持っていたら夜になると腕が疲れるのと同じで、朝起きた時からずっと重いまぶたを引き上げていたら眼瞼挙筋は疲れ果ててしまいます。目の奥でこの筋肉疲労が起こっているため、これが目の疲れとして感じ取られると考えられています。

b.おでこの太いシワ

純粋にまぶたを上げる働きをする筋肉は眼瞼挙筋とミュラー筋です。しかし、これらの筋肉が上手く働かない場合、おでこにある前頭筋という筋肉が代用されます。この筋肉の本来の機能はおでこの皮膚を上に引き上げ眉毛を持ち上げる働きです。 この筋肉が働くことでおでこに太いシワが入ります。

おでこのシワ治療希望の方はこちらをご覧下さい。

c.頭痛

眼瞼挙筋の働きが上手く瞼板に伝わらないと、ミュラー筋というまぶたをあげる働きのあるもう一つの筋肉がまぶたを上げようと頑張ります。ミュラー筋は交感神経の刺激により縮むので、眼瞼下垂症の人は交感神経を使い続けます。交感神経は「興奮」と深く関係がある神経なので、交感神経が働き続けると脳も興奮してしまい「イライラ」「頭痛」の原因になってしまいます。また、肩や首の筋肉も交感神経の興奮から緊張状態が続くため「肩凝り・首凝り」となることも考えられます。ひどい場合には自律神経失調症を発症することもあります。

d.肩こり、首こり

ミュラー筋が働き続けると、交感神経が緊張し続けます。交感神経の過緊張は首や肩の筋肉を硬直させます。これが凝りの原因となります。また、頭の重心が首からずれてしまうため、首の筋肉を使って重たい頭を支えなくてはならなくなります。 眼瞼下垂症の人は前を見る時に顎を前に突き出し、頭を後ろに傾けて前をみることが多く、この姿勢維持のために首と肩の筋肉に負担がかかり肩や首のこりが生じてしまうことも一因です。

また、前述の前頭筋が補助的にずっと働くことで、おでこが凝ってきます。おでこを鉢巻きで締め付けられているように感じる人も少なくないようです。

通常の姿勢
あご をあげた姿勢

e.自律神経失調症

交感神経が働き続けると首や肩の凝りだけでなく、自律神経失調症をみとめることがあります。自律神経失調症とは、特に原因が思い当たらない様々な症状が現れます。慢性的な疲労、だるさ、めまい、偏頭痛、動悸、ほてり、不眠、冷え性、不安、うつなど症状は様々です。

自律神経失調症図

f.歯ぎしり・食いしばり

眼瞼下垂症の人は目を開けるのが大変なので、歯をくいしばります。これは脳内に歯を食いしばることで目を開きやすくする回路が存在するからです。最近になり注目されてきたことで、当院でも眼瞼下垂症の治療と共に「歯ぎしり治療」を受けている患者様が大勢いらっしゃいます。

g.眠そうに見える

眼瞼下垂症の人は視野が狭いため、一生懸命目を開こうとして眼瞼挙筋に持続的に力を入れます。 朝起きた時からずっと重い荷物を持っていたら腕が疲れるのと同じで、朝起きた時からずっと重いまぶたを引っ張っていたら眼瞼挙筋は疲れ果ててしまいます。この筋肉疲労が目の疲れとして感じ取られると考えられるのです。

h.老けて見える

高齢者に特徴的な眉毛から眼瞼の感覚が広く、おでこにシワが入るという点からも老けて見えるようになります。漫画などに登場するお爺ちゃんお婆ちゃんもよく見てみるとみんな丸い眉毛がおでこの高い位置に、そしておでこに数本シワが描かれていることが多いように思います。確かめてみて下さい。

i.夕方は目を開けているのが辛い

上述の症状を全てまとめると理解し易いでしょう。眼瞼下垂症の患者様はおでこの筋肉を使い瞼を持ち上げているため、おでこの筋肉は常に緊張状態が続きます。朝からずっと頑張って動いていることで、筋肉も疲れ、夕方になるとおでこの力を自然と入れなくなります。おでこのサポートがなくなることで眼瞼は下がり、目を開いていることが辛く、字を読むのも大変になってしまいます。
顎を上げて下目使いに見ると楽に見えるので、自宅で夜TVを見る時は少しだらしない格好になってしまいますが、これは仕方ないことです。

院長よりアドバイス

このページの症状が沢山あれば眼瞼下垂症の可能性は高くなります。でも症状があるからといって必ず眼瞼下垂症ということでもありません。症状が多く気になる様であれば形成外科専門医のいる外来へご来院頂き、何が原因で目の開きが悪くなっているのかを精査することをお勧め致します。

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