肝斑治療

治療に関して

両頬がくすんできた

雀卵斑写真

20代半ばから両頬にクスミが気になるようになってきたりしていませんか?くっきりはっきりとしたシミという感じではなく、ぼんやりくすんだ感じのクスミは肝斑の可能性があります。特徴としては両頬に対称性に生じる境界不明瞭きょうかいふめいりょうな薄茶色のクスミになります。通常は両目の下を縁取ふちどるように生ずることが多く、これが濃い場合は「茶クマ」のように見えてしまいます。また、肝斑が進行して広がってくると鼻の下まで延び、左右が繋がってしまうこともあります。

非常に難しいのは20代半ばを過ぎると「肝斑」以外の様々な種類のシミも発症はっしょうしてくることにあります。10代から発症はっしょうするソバカス(雀卵斑じゃくらんはん)、日焼けにより起こるシミ(老人性色素斑ろうじんせいしきそはん)、20代後半頃より発症はっしょうする真皮しんぴメラノサイトーシスの1つである遅発性両側性太田母斑様色素斑ちはつせいりょうそくせいおおたぼはんようしきそはん(ADM)、他にも様々な色素斑が重複して発症してきます。色々なシミの混在をAging Complex Pigmetation (ACP)と言います。ACPは正確に診断し、順番などを検討した上で治療をしていかなくてはなりません。

肝斑も他の色素斑などと同様に紫外線を浴びることで悪化(濃くなる)するので、夏に悪化し冬に比較的軽減することが知られています。妊娠を契機けいきに発症することも多くみとめられ、原因の1つとしては女性ホルモンのバランス異常により生じていると考えられています。生理周期によって色の濃淡に変化がみられる人もいます。女性ホルモンの異常がメラニンを生成するメラノサイトを活性化させるため、閉経数年後の女性ホルモンが減少し安定する頃になると肝斑は自然退色しぜんたいしょくして治ってしまうこともあります。ただ、70代、80代でも肝斑をみとめることもあり、女性ホルモンだけの問題ということでもありません。

もう1つの原因としては摩擦などの刺激により肝斑が生じていると考えられてもいます。少なくとも刺激により肝斑が悪化していることは間違いないでしょう。両頬にクスミが現れることで誰もが気になるわけで、洗顔時に逆にゴシゴシこすってしまったり、必要以上に様々な市販薬を塗ってしまったりして知らぬ間に皮膚を刺激をしていることも多くあります。この刺激が大敵で、刺激をした結果として最終的に炎症という形でくすみが現れてきます。面白いことなのですが、これに気付き洗顔などお顔のお手入れの手を抜いたりすることで刺激が抑えられ色素が軽減することもしばしばみとめられます。

「肝斑は治りますか?」とよく質問されます。当然皆さん肝斑をなくすために来院されるわけですが、「治ります!」とは安易にお答えすることは残念ながらできません。何故なら肝斑治療は患者様自身の努力も必要になってくるからです。御自身の継続治療が必要になるため、肝斑はどちらかというと内科的疾患しっかんと同じように考えた方が理解し易いかもしれません。

例えば糖尿病や高血圧などの病気になるとそれを抑えるために薬を内服します。内服している期間は症状が抑えられますが、内服を止めてしまうと症状はすぐに現れてくることになります。肝斑もこれと同様と言えます。治療を続けることで色素斑は消失し改善します。ただ、改善したからといって何もしなくなるといずれ再発します。だから患者様自身で治療を継続して頂くことが可能であれば「治ります!」とお答えすることができます。

肝斑とレーザー治療

最近では「肝斑」はメディアでもよく取り上げられるようになってきたので以前より関心をもたれている方も多いのではないでしょうか?『レーザー治療は肝斑を悪化させる』という昔の常識がくつがえされ、10年ほど前には肝斑はレーザートーニングで治療が可能と信じられ、色々な病院でレーザートーニングが広く行われました。当院でも色々検討しながらレーザートーニングで肝斑治療を行いましたが、治療中は軽快しても完治することはできませんでした。また、レーザートーニングによる肝斑の増悪ぞうおなどの合併症がっぺいしょうが多数発表され、現在では肝斑にレーザー治療は懐疑的となっています。最終的に肝斑治療は昔ながらの顔を刺激しない内服薬+外用薬の保存的治療が最善だと思われます。そのため、当院では肝斑の状態に併せた内服+外用での治療を基本としております。

肝斑に対するレーザートーニングの適応が疑問視される様になってからも当院では肝斑治療を試行錯誤しながら続けて参りました。その後治療効果が確認できたのがメラピールでしたが、残念ながら製造中止となってしまいました。今現在ではウーバーピールというピーリングをすることで肝斑の色素をかなり抑えることに成功しております。

当院の特徴

  1. 従来の基本的な治療は薬の内服です。
    • メラニンの生成を抑えるビタミン
    • 炎症を抑えるための 抗炎症薬 こうえんしょうやく (肝斑の状態により、量を調節)
  2. 美白剤やビタミンAの 誘導体 ゆうどうたい などを 塗布 とふ することで改善の促進を望むことも可能です。
    • ハイドロキノンやトレチノインなどの美白クリーム
  3. 皮膚の状態が安定している場合はウーバーピールをお勧めします。
  4. 状態によりレーザー治療を行うこともあります。
    • レーザートーニング

概要・効果

施術概要
ビタミンC、メラニン抑制の内服を肝斑の状態により適量処方します。またハイドロキノン(美白剤)、トレチノイン(ビタミンA誘導体)の濃度が異なる2種類の美白クリームをお肌の状態によって処方します。肌の状態が安定していたらウーバーピールをお勧めします。肝斑以外のシミがある方は肝斑が薄くなってからレーザー治療を行います。
効果・効能
肝斑の色が薄く目立たなくなりお肌の色ムラが解消されます。

こんな方にオススメ

  • 目の下を縁取ふちどるようにクスミがある方
  • 生理周期や紫外線の影響によりクスミの濃淡が変わる方
  • 色々と肝斑治療を試みたけれども改善をしなかった方
  • 昔のように透き通った肌に戻したいと思う方
  • 肝斑の市販薬を飲んでも反応が弱かった方

施術の流れ

Step1:診察予約
お電話、メールにてご予約ください
Step2:ご来院
健康保険証のご提示、問診票の記入をいただきます。
Step3:診察
肝斑の状態に合わせてお薬を処方します。(診察時はメイクを落としていただきます。)
Step4:メイク直し
メイク直しを希望される方はパウダールームへご案内いたします。
Step5:会計・予約
  • 自由診療では3,300円(税込)以上のお支払いにクレジットカードをご利用いただけます。(1回払いのみ)
  • ご希望の方は次回のご予約を承ります。

施術に関して

診療時間
5〜15分
施術後通院
処方された薬がなくなる頃
麻酔法
なし
ダウンタイム
特になし
メイク
当日より可
洗顔
当日より可
入浴
当日より可

その他注意点

  • 処方された薬が合わない方はお申し出ください。
  • 美白のクリームは一時的に皮剥かわむけが起きる事があります。

施術料金

肝斑治療

肝斑に効果的な内服薬、美白クリーム

  • ビタミンC(28日分)
    1,650円
    トラネキサム酸錠(28日分)
    2,750円
    ビタミンC+トラネキサム酸錠セット(28日分)
    3,850円
    美白クリーム
    4,950円
  • 施術料金は「税込」表記になっております。
  • 初診料3,300円(税込)、再診料1,650円(税込)を別途ご負担いただきます。
  • 自費診療については、3,300円(税込)以上のお支払い時に各種クレジットカードがご利用いただけます。
  • MasterCard
  • visacard
  • AMEXCard
  • JCBCard

院長よりアドバイス

肝斑だけではなく、別のシミも混在している事があります。昔は内服薬+外用薬による保存的治療が基本でしたが、2007年頃にはレーザートーニングで肝斑が消えると考えられレーザートーニング治療は一世風靡しました。しかし、長期フォローすることでレーザートーニングによる肝斑の合併症や悪化するケースが多数報告され、今ではレーザートーニングは肝斑治療の選択肢から外れることとなりました。肝斑の治療は難しいです。お肌の状態により治療法を考えなくてはなりません。気になる肝斑がある方は一度診断を受ける事をお勧めします。

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施術に関するQ&A

お問い合わせ・予約

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